みなさま、今年はもうゴキブリ(以下、G)と遭遇されましたでしょうか?
家族で、今年は見てないね〜なんて話してたんですが、できれば一生見たくないですよね(;´༎ຶД༎ຶ`)
夏はGが最も活発に活動する季節ですが、実はこれから迎える秋は、冬を越すための住み家を探す季節だそうです!
この時期に、狭くて暖かくて暗〜い湿気のある場所を探して住み着いてしまいます…!
住み着かれてしまう前に対策をとっておきたいですね。
Contents
ゴキブリが好む環境とは?
汚い家
当たり前ですみません(笑)
Gは生ゴミに限らず、油や髪の毛、ホコリまで好んで食べて生きるんです。
特に玉ねぎとビールは大好物。おやじかww
玉ねぎの保管方法と飲んだ後の缶ビールの処理方法には気をつけましょう。
ネットショッピングをよく利用する家
今や何でもネットで済ませる人は多いと思います。
通販を利用すると、荷物は段ボールで運ばれてくることが多いと思いますが、保温性も耐熱性もある段ボールはGにとって最高の住処!
また、荷物が我が家に届くまでにどんな環境に置かれていたのかはわかりませんよね……もしかしたらダンボールにGの卵がひっついている可能性もあります!
とくに再利用されたものや食品を入れていたダンボールは要注意ですので、届いたら早めの処分をオススメします。
電化製品の多い家
Gは暖かい場所を好みますので、熱を発する家電の側はGにとって快適な環境なのです。
ですので、熱が溜まりそうな場所にゴキブリ駆除剤を設置したり、定期的な掃除を心がけるようにしましょう。
また、狭いところが好きなGの習性より、家具家電をおく時は隙間を5cm程度あけるといいそうです。隙間をあけられない場合は、逆に隙間を塞いでしまいましょう。
窓や玄関を開けっぱなしにする家
Gに限らずですね。虫さんが入りたい放題です。
Gは5mmの隙間があれば部屋に入れてしまいますので、窓や網戸を閉める時はピシッと隙間がないように!
窓の開け方についてはこちらが参考になります。
植物を育てている家
Gに限らず、虫さんがよくいそうだなーとは想像がつきます。
1階の部屋
そんなこと言われたってどーしやいいんだ。
アパートやマンションの人は引っ越しますか(笑)
……ごめんなさい、最後の方適当になってしまいましたね。Gが好む環境をご紹介しましたが、以下は予防法と退治方法です!
ゴキブリ予防方法

家庭でできるG対策にはいろいろな方法がありますよね。
ですが、効果が一時的だったり、逆効果になってしまったりするものもあります…!
Gは適応能力&学習能力があるので、その場しのぎの対策ではあまり意味がありません。
効果がギモンなもの
くん煙タイプの殺虫剤
煙に含まれる殺虫成分で家の中のGを一時的にゼロにすることはできます。ただし、集合住宅の場合は一時的に隣の部屋に逃げ込んでいて、また後日戻ってくることもあるので、全体で一斉にやらない限り効果が少ないです。また、すでに産みつけられている卵には効果がありません。
粘着シート
粘着シートの上をたまたま通ったGが捕獲できるだけです。Gは繁殖力が高いため、粘着シートで何匹か捕獲しても追い付きません。逆に、効果が弱まったものを置きっぱなしにすると、薄暗いところが好きなGにとって好ましい環境になってしまいます。
超音波・電磁波による駆除器
Gの苦手な周波数や電磁波を出すことによって侵入を防ぐ駆除器は、最初のうちは効果がありますが、Gはそのうち慣れてしまうため、周波数等を頻繁に変える必要があります。
ミントなどのハーブ類
自作ハッカスプレーが話題になったりしましたね。わたしも材料買って作りました。
ミントのような強いニオイを放つものが嫌いなのは確かですが、Gは適応能力が高いのでそのうち慣れてしまうそうです。慣れたうえでその家が快適だということがわかれば、逆にその香りを頼りに家にくる習慣がつくこともあるようです。
では、ゴキブリ対策で最も効果があるのは?
毒エサ
ホウ酸ダンゴなどの毒エサは、食べると死ぬだけでなく、その家が危険だというサインを仲間同士で出し合うため、そのうち来なくなります。
部屋や収納の四隅や家具などの隙間、電化製品のモーター部分などの暖かい場所に設置しましょう。
ゴキブリ撃退方法

しっかり予防しているつもりでも、どこからともなく現れるヤツら…万が一、遭遇してしまったら、あなたならどのように退治しますか?
殺虫剤
みなさん1度は使ったことがあるかと思いますが、噴射しても余計にもがき狂って暴れて…こっちへ向かって飛んでくる…!!
最近では殺虫剤が効かない耐性Gが激増しているらしいし、もう少し瞬殺できるものが欲しいところですね。
泡スプレー(食器用洗剤)
Gのわき腹に『気門』と呼ばれる穴があり、その穴から呼吸をしています。この気門を塞がれると呼吸ができなくなって窒息死してしまうため、体の表面にある油分で気門を守っています。
食器用洗剤に含まれる『界面活性剤』が、表面の油分を落して気管に入り込むことで窒息死させるという原理です。
狙うのは背中ではなく足元です。
食器用洗剤なので床や壁に大量に噴射したとしても掃除がラクなのが嬉しい★
泡ハイター(漂白剤)
泡スプレーと原理は同じです。
しかし、泡ハイターの場合は噴射した場所が漂白されてしまうので、キャーとかピャーとか言ってる暇なく拭き取らなくてはいけません。
アルコールスプレー
こちらも泡スプレーと原理は同じです。
それにプラスして、アルコールには体温を下げる効果もあります。Gは自分で体温調節ができないため、アルコールが体にかかると急激な体温低下が始まり死に至ります。
ただ、アルコールは引火しやすいので、火の近くで使用すると火災を引き起こします。近くに火の気がないことを十分に確認したうえで使用し、使用した後もすぐに火は使わず十分に換気をしましょう。
最後に重要なこと…

これまで撃退法をご紹介しましたが、最後にGを闇に葬る際に絶対にやってはいけないこと、それは潰すことです!
絶対に潰してはいけません!
絶対に潰してはいけません!
万が一、その撃退したGがメスだった場合、卵が飛び散って繁殖してしまう危険があるからです。
また、潰した際に漂う仲間を呼ぶフェロモンによって他のGが集まってくることもあるようです。
どれだけ対策をしてもどうしてもGが出てきてしまう場合は、1度プロのゴキブリ駆除業者に依頼して徹底的に駆除してもらうのも手ですね。